里帰りしない出産のための準備リスト
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帰らないからといって準備に大きな差があるかと言われたらそんなことはないです。
ちょっと念入りにやっておく、というくらいでしょうか。
夫と産後の生活の段取りをつけておいたりなど。
1.利用できるサポートサービスの確認
自治体の産後ケア事業
実家のある街、義実家のある街、出産した街、転勤した街。
私が今まで住んだ街のすべてで産後ケア事業がありました。
全国のすべての市町村で行われているとは言い切れませんが、多くの自治体で実施されているのではないでしょうか。
産後ケアの具体的な内容
- 医療機関で宿泊または日帰りで休息や育児相談などができる
- 自宅に助産師を派遣してくれる
- 家事代行を依頼できる
(いずれも有料です)
など、自治体によって内容は様々です。
街の規模が大きくないと充実したサポート体制がないといったこともなく、むしろ少子化の地域ほど手厚い印象がありました。
お住いの地域でどんな産後サポートが受けられるのか、ぜひ自治体のホームページを確認してみてください。
民間の家事代行サービス
大手の家事代行サービス会社で調べてみました。
掃除・洗濯・買い物・調理など好きな組み合わせで2時間税抜き6,000円から、でした。
「から」というのが気になりますね。
スキルの高いスタッフさんに依頼したいとなると、もっと上がるのでしょう。
ちょっと利用しづらいですね…。
辛くなりそうなら代行を頼もう
育児が始まったばかりの時は特に頑張ってしまいがちですが、産褥期は出産で傷ついた体を回復させることがとても大事です。
きちんと回復できなければ、そのうち育児にも支障が出ます。
寝不足でイライラしたり、食事がとれないことがあったりする場合には迷わずサポートを受けましょう。
2.産後の家事、どうやった?
産褥期は何より回復に重きを置いたほうがいいので金銭的負担があることは割り切ったほうがいいですが、出来ることは分担してやりたいのが本音。
幸いなことに私はそこそこの睡眠は取れていたし、食事する時間もあったので、家事も自分たちでやる余裕がありました。
洗濯 2〜3日に1回
「産後は水仕事は控える」と言いますが、洗濯はボタン1つで全自動です。
毎日洗濯しないと不衛生ということもありません。
赤ちゃんの吐き戻しがついた服や、背中漏れして汚れたおむつ替えシートなんかは流水で汚れを落としたあとバケツに水を張って洗剤を溶いたところにつけ置きしておけばいいのです。
そうすればシミ予防にもなります。
産後も洗濯するのは産前と変わらないペースで2,3日に1回でした。
掃除 週に1,2回
ルンバを導入する家庭もあるようですが、我が家はしていません。
週に1,2回夫が休みの日がお掃除デーです。
赤ちゃんがいると衛生面には気を使うようになりますが、そのくらいの頻度の掃除でもハウスダストアレルギーになったとか、1歳になるまでの今まで起きていません。
夫の弟はアトピーで、夫も子供のころアトピー体質だったり今でも疲労がたまると肌が荒れているので心配していましたが、必ずしも影響が出るわけではないということですね。
こまめに掃除できれば一番いいとは思いますが、毎日じゃなくても大丈夫ではないでしょうか。
あくまで個人的な見解ですが。
食事
家事の中で一番大変なのは食事の支度ではないでしょうか。
それも今はお弁当の宅配サービスや冷凍のおかずセットが充実している時代。
里帰りしないからといって、準備が大変になるということも特になかったと感じています。
宅配弁当の手配
少なくとも退院後の1週間は宅配弁当で昼と夜の食事をとるようにしました。
昼と夜2食ずつ注文して、夫が休みの日以外の昼の分は余るので朝に食べたり、授乳するとお腹が空くので昼と夜の間に食べたりしていました。
おかずの作り置き
冷凍の作り置きレシピを調べてフリーザーバッグに1週間分用意しました。
肉だけ、魚だけ、のレシピが多かったので一品で野菜も取れるように工夫して作りました。
玉ねぎやきのこ、ミックスビーンズ、冷凍ブロッコリーはすぐ火が入るので肉や魚と一緒にパッキング・調理しても加熱ムラが出にくくおすすめです。
間食を用意しておく
冷凍のパンや今川焼きとかを少し買っておきました。
朝食にしたり、授乳するとお腹が空くので食べたり。
3.出生届など役所での手続きがスムーズにできる準備もしておこう
子供が産まれると、
- 出生届け
- 児童手当
- こども医療費助成制度(親が単身である場合は、ひとり親家庭医療費助成制度)
自営業の家庭の場合はこれらに加えて、
- 国民健康保険
の手続きも必要です。
※会社員の方は会社で健康保険加入の手続きが必要です。
生まれる前に手続きに必要な書類(母子手帳や住民票など)を会社で確認しておけばこのタイミングで必要なものをそろえられるので2度手間になりません。
事前に確認しておきましょう!!
市役所のホームページで各種手続きの確認をして、
- どの順番で回るか
- 何階の何番窓口か
- この手続きに必要なものはこれ
など紙にリスト化しておきました。
このリストと一緒に児童手当を受け取る通帳のコピーや認印、マイナンバーカードも入れてまとめました。
また、前年に住んでいたのは別の市であったためそちらの市役所に問い合わせて所得課税証明書も夫婦2人分取り寄せておきました。
これはこども医療費受給者証の交付を受けるために必要になる書類ですので、前の年に違う自治体に住んでいた場合は用意し忘れのないように注意しましょう。
このとき提出する銀行口座やマイナンバーの所有者は、生計の中心となっている人でなければなりません。
我が家の場合、私は専業主婦でしたので夫が申請し、受給者となります。
共働きの家庭であれば所得の高い方で申請するという決まりがありますので注意。
子供のために通帳をつくっても、その口座で児童手当を受け取ることができないのはちょっと残念ですね。
4.夫にやってもらうことを紙にまとめておく
- 陣痛が来たらやること
- 出生届や児童手当などの手続きのこと(事前に会社での手続き)
- 家のこと(退院の前日に洗濯して洗濯機をからにしておいて欲しい)
など行う順番で書き、渡しました。
こちらの詳細については別記事でまとめます。
これでバッチリ!
これだけ用意できていればあとは産まれてくるのを待つばかり。
おでかけや掃除、ベビーグッズをつくったりしてその時を待ちましょう~。
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